ファッションと宗教

昨今ファッションと宗教は密接に関係していると言えます。それは、私の好きなパンク・ロックファッションでは特に顕著で、キリスト教に繋がるクロスやマリア、はたまた相反する悪魔モチーフ等、宗教の信仰に左右されず独自にファッションという地位を確立しています。
私自身は無宗教(実家は日蓮宗)を貫いていますが、ファッションに関しては一神教も多神教もボーダーレスです。
ロザリオやメダイ等キリスト教モチーフが大好きで、商品製作も行う程ですが、とにかく悪魔が大好きです。(ニッチな内容は今後ブログに掲載していく予定です)
神道、エジプト神話、ヒンドゥー教、北欧神話等色んな信仰を独自のファッションに昇華しようと日々推敲を重ねています。
ファッションと宗教について思案すると、宗教には信仰の際に身につける物が何かしらある事に気付かされます。
仏教では数珠や携帯用御本尊等、密教では独鈷杵や三鈷杵等のヴァジュラ、キリスト教では先述したロザリオ等、人々は神を信仰する上で何より神を身近に感じたいのかもしれません。それは偶像崇拝で信仰の対象がズレたりする方もいらっしゃると思います。
私はファッションとして宗教を愛していると割り切っていますので、真に信仰されている方申し訳ございません。ですが、たくさんの方々に私の製作するアイテムからファッションの魅力や各宗教の懐の深さに触れて貰えるきっかけとなって貰えたら製作者としてこの上ない喜びです。
私自身まだまだファッションの何たるかを語れるほど製作点数も多くありませんので、これからも皆さんの身近に感じられるオカルトを製作していく所存です。